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映画 「ディストラクション・ベイビーズ」 をみた

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愛媛県松山市西部の小さな港町。海沿いの造船所のプレハブ小屋に、ふたりきりで暮らす芦原泰良(柳楽優弥)と弟の翔太(村上虹郎)。日々、喧嘩に明け暮れていた泰良は、ある日を境に町から姿を消す―。
それからしばらく経ち、松山の中心街。強そうな相手を見つけては喧嘩を仕掛け、逆に打ちのめされても食い下がる泰良の姿があった。街の中で野獣のように生きる泰良に興味を持った高校生・北原裕也(菅田将暉)。彼は「あんた・・・すげえな! オレとおもしろいことしようや」と泰良に声をかける。こうしてふたりの危険な遊びが始まった。
やがて車を強奪したふたりは、そこに乗り合わせていたキャバクラで働く少女・那奈(小松菜奈)をむりやり後部座席に押し込み、松山市外へと向かう。彼らの暴力と血にまみれた凶行はインターネットで瞬く間に拡散し、ついには警察も動き出す。

 

今、注目の俳優が集まった作品だけれど主役の柳楽君が一際、存在感を放っている映画。

ずっと主人公が喧嘩を売りまくって、彼の弟だったり、彼に惹かれてしまう高校生だったりが巻き込まれていくっていうストーリー。

けれど、主人公にとって周りのことなんてどうでもよくて、ただ喧嘩をしまくる。

結局、狂ってるのは主人公じゃなくて周りの人間じゃないのかという風に思わせる。

 

「ポルノスター」を思い出した。

 

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そういう理解できない、理由もはっきりしない。

ひたすら暴力に溺れる主人公は好きだな。

 

主人公がなぜそこまで暴力に固執するのか全く分からないんだけれど、車中でポツリと漏らしたあの言葉がある意味、答えなんだろうな。

最後の柳楽君の表情が最高だった。

 

しかし、村上虹郎君は両親から良いものを継いで、かなり存在感がある俳優でこれから売れていくんだろうなと思う。

 

 

 

映画『ディストラクション・ベイビーズ』オフィシャルブック

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