映画 「ソレダケ/that's it」 をみた
アンダーグランドでもがく大黒。この底辺から抜け出す最後の手段として、裏社会の調達屋、
恵比寿の財布を奪うが、予期せずハードディスクを発見する。
その中には家出人、ホームレス、風俗嬢たち、地下な人々のビジネス売買用戸籍情報が詰まっていた
石井岳龍監督といえば「狂い咲きサンダーロード」や「爆裂都市」などで有名だ。
僕も大ファン。
「逆噴射家族」なんかも最高だった。
そんな石井監督が久々に激しい荒々しい映画を作った。
それが「ソレダケ」だ。
その前の作品が「ジャニダールの花」「生きているものはいないのか」など少しおとなしめの映画だった。
まぁ、相変わらず内容はぶっ飛んでいる世界観ではあったけど。
まず、音楽がかっこいい。
もとはブッチャーズが根底にあって出来た映画なので、その音楽の持つ疾走感みたいなのは映画の隅々に感じられた。
展開は、やっぱり滅茶苦茶。
それがいいんだよなぁと。
賛否分かれるところでもあると思うんだけど、そういうのを割り切って見れるとタランティーノとか三池崇史とか数倍は楽しく見れるとは思うのだけど。
映像も最初の追いかけっこのシーンとか、突撃のシーンとか普通の映画とは一味違うなと。
キャラクターもそれぞれ良い味を出してる。
綾野剛のキャラ、哲学的なんだけど言ってることとやってることが滅茶苦茶で好きだな(笑)
こういう邦画がどんどん出てきてほしい。
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